水道料金や使用水量が前回より急に増えると、「どこかで漏水しているのでは」と気になります。ただし、料金が高くなっただけで漏水とは断定できません。使用人数や使い方、季節による変化も考えられます。
足立区を含む東京23区では、東京都水道局が水道メーターを使った漏水の確認方法を案内しています。漏水場所によって水道局と民間の水道工事店の役割が異なり、漏水分の料金も自動的に全額免除されるわけではありません。
『あだちリンク』のタカです。この記事では、使用量が増えたときの確認方法から、漏水を疑う場合の相談先、修理費と水道料金を考える際の注意点まで順番にお伝えします。

料金だけで決めつけず、使用量とメーターを見てみましょう
水道料金が急に高くなったら使用量の変化から確かめる
水道代が高くなったときは、請求額だけでなく使用水量が前回からどの程度変わったかを見ておきたいところです。東京都水道局では、使用量が急増する理由として、使い方の変化、漏水、季節的な増加などを挙げています。
家族の人数が増えた、在宅時間が長くなった、水を使う機会が増えたといった変化があれば、漏水以外でも使用量は増えます。反対に、思い当たる変化がないのに使用量が大きく増えているなら、漏水の可能性も確かめておくとよいでしょう。
- 前回と今回の使用水量を見比べる
- 家族の人数や水の使い方に変化がないか見る
- 蛇口やトイレなど目に見える水漏れを確かめる
- 思い当たらなければ水道メーターを確認する
料金の増加だけで漏水と決めつけないのが出発点です。使用量と生活状況を見比べたうえで、説明できない増加があれば、次に水道メーターを確認すると原因を絞り込みやすくなります。
水道メーターのパイロットで漏水の可能性を調べられる
東京都水道局では、家庭の水道メーターを使った確認方法を案内しています。家の中や屋外の蛇口など、水を使う設備をすべて止めた状態にしてから、水道メーターにあるパイロット部分の動きを確認します。
水を使用していないのにパイロットが回転していれば、水道メーターから蛇口までのどこかで漏水している疑いがあります。ただし、この確認だけで漏れている場所や必要な修理内容まで特定できるわけではありません。
蛇口などを閉め、水を使っていない状態にします。
メーターにあるパイロット部分の動きを確認します。
水を使っていないのに回転していれば漏水の疑いがあります。
メーターの場所が分からない場合や、見方に迷う場合は、水道局お客さまセンターへ問い合わせる方法があります。無理にメーターボックス周辺を分解する必要はありません。
蛇口から漏れていなくても見えない場所の漏水はあり得る
漏水というと、蛇口から水がポタポタ落ちる状態を思い浮かべやすいですが、見える場所だけとは限りません。壁や地面の中など、普段は確認できない配管部分で水が漏れている可能性もあります。
目立った水漏れがないのに使用水量が増えていて、水を止めてもパイロットが動いている場合は、見えない部分を含めて漏水の疑いがあります。この段階では、場所を推測して自分で壁や床を外すのではなく、相談先を切り分けるほうが無理がありません。
漏水場所によって水道局と水道工事店の修繕範囲が変わる
足立区で漏水の可能性がある場合、どこへ連絡するかは漏水している場所によって変わります。東京都水道局では、道路から水道メーターまでと、水道メーターから蛇口までを分けて修繕の依頼先を案内しています。
道路から水道メーターまでの漏水は、一部の場合を除いて水道局が修理を行います。一方、水道メーターから蛇口までの漏水は、利用者自身が水道工事店へ修理を依頼するのが基本です。漏水箇所が分からない場合は、水道局お客さまセンターが相談先として案内されています。
- 道路から水道メーターまで
-
一部の場合を除き、水道局の修繕範囲です。水道局お客さまセンターへ相談します。
- 水道メーターから蛇口まで
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利用者側で水道工事店へ修理を依頼する範囲として案内されています。
- 漏水箇所が分からない
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東京都水道局では、水道局お客さまセンターを相談先として案内しています。
漏水場所によって修理を頼む相手が変わるため、料金が高くなったという理由だけで民間業者へ依頼する必要はありません。場所が分からない場合も含め、状況に合った窓口を選ぶことが大切です。
宅地内の漏水なら水道工事店への修理依頼を検討する
水道メーターより家屋側で漏水していることが明らかな場合、東京都水道局は東京都指定給水装置工事事業者などへの修繕依頼を案内しています。工事内容や料金については、利用者と水道工事店との契約になります。
水回りの相談先を探す方法の一つとして、水110番のページでは、蛇口や給水管、排水部分などの水漏れを選んで相談できる窓口が用意されています。サイトには調査・見積もり無料との表示がありますが、現場状況などで記載内容と異なる場合があるとの注意書きもあります。
宅内側の水回りトラブルを相談したい方へ
水回りの状況を伝えて相談先を確認できます
街角水道工事相談所では、水回りのトラブル内容を入力して提携事業者への相談を進められます。実際の作業契約は紹介された提携事業者との間で行います。
- トイレ・キッチン・お風呂などを選んで相談できる
- トラブル箇所が不明な場合もフォームから相談できる
- 電話窓口は24時間365日受付と表示されている
調査・見積りの依頼や水回りトラブルについて相談できます
作業内容や金額は、紹介された提携事業者へ確認してから契約を検討してください
訪問可否・作業内容・料金などは状況や提携事業者によって異なる場合があります。依頼前に条件をご確認ください。
同サービスは加盟店への見積依頼やサービス申込を取り次ぐ仕組みです。実際に足立区でどの加盟店が担当するか、見えない配管の調査方法、確定する修理料金などはページだけでは分からないため、依頼時に個別に確かめてください。
漏水した分の水道料金も原則として支払い対象になる
漏水が見つかると「漏れた分は払わなくてよいのでは」と考えたくなりますが、東京都水道局では、家庭の水道設備は利用者側で管理するものとし、漏水があってもメーターで計量した水量に対する料金は支払い対象になると案内しています。
そのため、漏水が分かったからといって、水道代が自動的に返金されたり全額免除されたりするわけではありません。漏水量によって料金への影響も変わるため、実際の請求について疑問がある場合は東京都水道局へ確認する必要があります。
修理後の水道料金は事情によって減額できる場合がある
東京都水道局は、漏水があった場合でも料金は原則として支払い対象とする一方、事情によっては減額できる場合があると案内しています。つまり、漏水が確認されれば一律に減額される制度ではありません。
修理した場所や状況などによって扱いが異なる可能性があるため、減額の対象になるかは東京都水道局への個別確認が必要です。一般の福祉制度などによる水道料金の減免と、漏水があった場合の料金の扱いも分けて考えましょう。
修理を頼む前に見積もりの範囲と工事内容を確かめる
宅地内の漏水修理を水道工事店へ頼む場合は、工事を始める前に費用と作業内容を確かめておきたいところです。東京都水道局も、なるべく複数の水道工事店から見積書を取り、内容を検討するよう案内しています。
見積もりが有料になる工事店もあるため、依頼前に費用の有無を聞いておくと話が分かりやすくなります。緊急で複数の見積もりを取る時間がない場合でも、どの程度の費用がかかる可能性があるのかを聞いてから工事へ進む方法があります。
- 調査・見積もり
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無料か有料か、どの作業まで含まれているかを依頼前に確認します。
- 修理内容
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漏水箇所と予定する工事について説明を受け、内容を確かめます。
- 修理費用
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作業費だけでなく、出張費などを含めた費用の条件を確認します。
- 修理後の対応
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アフターサービスの有無や内容も、契約する工事店へ確認します。
東京都水道局は工事店との契約金額には関与しないと案内しています。水道局の「指定」は、個々の工事料金が安いことを保証する意味ではありません。工事内容と金額の説明を受けてから依頼することが必要です。
賃貸住宅や集合住宅では管理会社などへの相談も必要になる
マンションやアパートなどの集合住宅では、自分の判断だけで修理業者を手配する前に、建物の所有者や管理会社へ相談する必要がある場合があります。東京都水道局も、集合住宅の場合は所有者や管理会社への相談を案内しています。
建物によって給水方式や設備の管理範囲が異なるため、賃貸住宅では契約内容も含めて確認しておくとよいでしょう。どの設備を誰が管理しているのか分からない状態で工事を進めると、費用負担をめぐる行き違いにつながる可能性があります。
「水道代が高い=漏水」と決めず順番に原因を絞る
足立区で水道代が急に高くなったときは、まず使用水量と生活状況の変化を見比べます。思い当たる理由がなければ、水を使っていない状態で水道メーターのパイロットを確認すると、漏水の可能性を探る手がかりになります。
漏水が疑われても、道路側なのか宅地内なのかで相談先は変わります。場所が分からない場合や水道料金の扱いを確かめたい場合は東京都水道局へ、メーターより家屋側の修理が必要なら水道工事店へ相談する流れなら迷いにくいでしょう。
そして、漏水時の水道料金は自動的に全額免除されるわけではありません。事情によって減額できる場合があるため、修理と料金を別々に考え、修理内容は工事店へ、料金の扱いは東京都水道局へ確認して進めてください。













