「中央図書館はちょっと遠いけど、近くで静かに過ごせる場所はないかな」と思ったことはありませんか。図書館と合わせて使える区内の施設を知っておくと、目的によって動き方をずらせるので、けっこう便利だと思います。
足立区エリア担当ライターのタカです。わたしは自転車や電車で動くことが多く、「立ち寄りやすいかどうか」はかなり気になるほうです。今回は中央図書館の使い方と、合わせて検討したい近隣の静かなスペース3か所を整理してみました。
アクセスから利用登録、貸出・返却、席の使い方、蔵書の探し方、さらに図書館以外の選択肢まで、目的によって見たいところが変わります。利用条件や運用は変更される場合があるため、細かい点は公式サイトや窓口でご確認ください。
中央図書館として知っておきたい規模と特徴
足立区中央図書館は、千住5丁目の複合施設「学びピア21」の1~3階にあります。区内で最も規模の大きい館で、蔵書数・閲覧席数ともに区内随一。
CD・ビデオ・DVDの貸出は、区内では中央図書館だけが対応しています。資料の幅という点では、他館とはっきり差があります。ただし規模が大きいぶん、初めて行くと館内で迷うこともあります。
初めて使うときに確認したい利用登録
貸出には個人貸出カードが必要です。カードを作れるのは、足立区在住・在勤・在学の方が原則。近隣の23区や草加市・八潮市・川口市にお住まいの方は区外カードを作ることができます。
カード作成時には住所確認できる身分証明書が必要です。在勤・在学の方は、勤務先や在学を確認できる書類も別途必要になります。「身分証だけ持って行けばいい」と思っていくと当日に戸惑うことがありますので、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
有効期限は区内在住の方が5年間、在勤・在学や区外在住の方は3年間。期限切れに気づかず窓口へ行くと、その場で更新が必要になります。
貸出と返却で迷いやすいところ
図書・雑誌の貸出期間は2週間です。区内カードなら図書・雑誌合わせて20冊まで借りられます。次の予約が入っておらず延滞がなければ、1回だけ14日間延長できます。
迷いやすいのが返却場所です。足立区内の図書館であれば、借りた館と別の館に返すことができます。仕事帰りや買い物のついでに近くの図書館へ返せるのは、地味に便利な仕組み。
館が閉まっていても、ブックポストに返すことができます。中央図書館のブックポストは午前8時30分から午後9時30分まで利用できます(年末年始など一部期間は利用不可)。詳細は公式サイトでご確認ください。
静かに過ごしたい人が先に見ておくこと
閲覧席は325席あります。ただし、席が多いからといって常に空いているとは限りません。わたし自身、規模が大きい館ほど「混んでいると逆に落ち着かない」と感じることがあります。
飲食は館内全体で禁止です。ただし必要最小限の水分補給は可能で、ふたが完全に閉まるペットボトルや水筒に限って持ち込めます。缶やカップは不可。この点は見落としやすいので、行く前に確認しておくと無難です。
調べもの中心で使うときに見たいこと
蔵書検索は足立区立図書館のウェブサイトから行えます。自宅や職場から事前に調べておくと、館内で探す手間が減ります。
区内の図書館に所蔵がない本は、他の公共図書館から取り寄せる「区外図書館資料借受申込」も利用できます。ただし申込できるのは区内在住・在勤・在学で利用登録済みの方に限ります。
蔵書検索で「貸出禁止」と表示がある資料は、館内での閲覧はできますが貸出不可です。あらかじめ検索して状態を確認してから行くと動きやすいですよ。
学習利用を考えるときに見ておく点
中央図書館には個人閲覧席が74席あり、そのうち40席はウェブ予約に対応しています。予約は30分単位で最大180分まで選べます。
パソコンの持ち込みは可能で、一部の専用席にはコンセントがあります。Wi-Fiも導入済みです。ただし席によってコンセントやWi-Fiの利用可否が異なるため、当日の運用状況は窓口や公式サイトで確認することをおすすめします。

席の予約は事前にもできるので、日が決まっていたら先に確認すると楽です
アクセスと館への立ち寄りやすさ
住所は足立区千住5丁目13番5号(学びピア21内)です。北千住駅西口から徒歩約15分。JR・地下鉄・東武線・つくばエクスプレスが乗り入れているので、乗換の選択肢は多め。
わたし個人的には、徒歩15分はやや遠い印象があります。バス利用なら都営バスで千住四丁目下車・徒歩5分、または「はるかぜ」で学びピア前下車・徒歩1分という方法も。帰り道にうまく組み込める経路を事前に確認しておくと、行き帰りがだいぶ楽になります。
駐車場は56台・有料(30分につき100円)。台数に限りがあるため、公共交通機関の利用が案内されています。詳細は公式サイトでご確認ください。
中央図書館と合わせて使えるスペース3か所
「図書館まで行く時間がない日」や「もう少し自由に使えるスペースが欲しい」というときに、区内で選択肢になる施設を3か所まとめました。いずれも利用条件や運用は変更される場合があるため、最新情報は各施設に直接ご確認ください。
- ①足立区生涯学習センター(学びピア21・4~5階)
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中央図書館と同じ建物の上階にあります。学習室は1時間200円(大人)で利用でき、小中学生は100円。午前9時から午後9時まで(最終受付は午後8時)利用可能です。夏休みなど一定の時期は中高生向けに無料開放される場合があります。電話:03-5813-3730 / 公式サイト:www.adachi-shogakucenter.net
- ②愛恵まちづくり記念館(関原1丁目)
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2階談話室を無料の自習・コワーキングスペースとして開放しています。Wi-Fi利用可。利用可能時間は午前9時30分から午後4時30分まで(月曜・年末年始休館)。貸し切り利用がある日や定員超過時は利用不可。電話:03-3889-7520 / 公式サイト:sekibaranomori.com
- ③足立区地域学習センター(各館)
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興本・江北・花畑など複数のセンターで、学習室に空きがある日に自習スペースを無料開放しています。Wi-Fi利用可の館あり。中学生は午後6時まで、高校生・大学生・社会人は座席に余裕があれば利用可の館も。予約不要で受付スタッフへの声がけで利用できます。詳細は各センターの公式サイトをご確認ください。
区内の他館との使い分けで迷ったら
区内には中央図書館のほかにも複数の館があります。中央図書館はCD・ビデオ・DVDの貸出、座席予約システム、蔵書数の多さという点で区内トップ。
一方、自宅や職場の近くに別の館があるなら、手軽な貸出・返却はそちらを使って、探している資料が中央にしかない場合だけ中央に行く、という動かし方が無理がありません。借りた本は区内どの館にも返せるので、併用しやすい仕組みになっています。
行く前に整理しておきたいよくある失敗
先に確認しておきたいのは、カード作成に必要な書類の種類です。在勤・在学の方は身分証だけでは足りないケースがあります。
- 身分証だけ持参してカードが作れなかった
- 行ったら満席で座れなかった
- パソコンを持参したが使える席が分からなかった
- 読みたい本が貸出禁止で借りられなかった
- カードの有効期限が切れていて手続きが必要だった
どれも「事前に調べれば防げた」ことばかりです。特にパソコン利用は席によってコンセントの有無が異なるため、行く前に窓口か公式サイトで確認しておくと安心です。
蔵書検索と予約の確認方法
ウェブ予約を使うには、貸出カード番号と図書館で発行する仮パスワードが必要です。初めての方はカード作成時に窓口で設定できます。
予約した本の受取館は、資料が届くまでの間であればウェブや電話で変更できます。ただし映像資料(DVD・ビデオ)は受取館変更不可。この制限は知らずにいると当日混乱しやすいところです。
返却期日が近づくとメール通知が届く機能もあります。期日1日前・3日前・5日前から選べるので、設定しておくと延滞を防ぎやすい。なお返却期日の翌日から延滞資料を返却するまで新たな貸出・予約ができなくなります。公式サイトのマイページで確認できます。
最初の一歩の決め方について
今日か今週末、まずウェブで蔵書検索だけやってみるのが、いちばん気軽な入り口だと思います。読みたい本が中央図書館にあるか、貸出可能かを確認するだけでも、行く目的がはっきりしてきます。
わたし自身、行き方が分かりにくいと後回しにしてしまうタイプなので、バスの乗り方も含めてルートを一度調べてから行くようにしています。「はるかぜ」で学びピア前まで行けば、図書館も生涯学習センターも同じ建物で済むのは、使ってみると思ったより楽でした。
まずは蔵書検索で「読みたい本があるか」を調べてみてください。それだけで次のステップがぐっと動きやすくなります。初めての訪問が、思っていたより静かでいい時間になったらうれしいです。
足立区立図書館のウェブサイトで読みたい本を検索し、中央図書館にあるか・貸出可能かを確認します。
在住・在勤・在学の区分によって必要な書類が異なります。事前に公式サイトで確認してから持参してください。
バス(はるかぜ・都営バス)か徒歩か、自分の動線に合う経路を決めておくと当日迷わずに動けます。













