片付けをしていると、割れた食器や古い鍋、使わなくなった小型家電が一度にたくさん出てくることがありますよね。燃えないごみで出していいのか、資源ごみに回すべきなのか、それとも粗大ごみになるのか——判断に迷って、とりあえず袋の横に置いておく、という経験をした方も多いのではないでしょうか。
足立区在住のカイロプラクター、タカです。地域情報メディア『あだちリンク』のエリア担当ライターとして、生活まわりの情報を書いています。わたし自身、義理の両親と同居する6人家族で暮らしており、ごみ出しのルールを確認する機会が多くあります。今回は、燃えないごみで迷いやすい分別と出し方を公式情報をもとに整理しました。
「何が対象か」から始まり、資源ごみ・粗大ごみとの違い、割れ物や刃物の出し方、収集日の調べ方まで順番に見ていきます。
燃えないごみに入れてよいもの一覧
足立区の燃えないごみ(不燃ごみ)の対象は、大きく五つのグループに分かれています。公式サイト(令和8年4月更新)に記載されている内容をもとに整理しました。
- ガラス・陶磁器類
-
コップ、ガラス製品、茶わん、電球、蛍光灯など。
- 金属類
-
アルミホイル、鍋、フライパン、刃物、アルカリ・マンガン乾電池など。
- 小型電化製品
-
炊飯器、アイロン、ドライヤー、コーヒーメーカー、電話機など。
- 一次電池(アルカリ・マンガン・リチウム)
-
リモコン・時計・懐中電灯などに使うもの。袋を分ける必要はありません。
- その他
-
傘、携帯用カイロ、ライターなど(ライターは必ず使い切って出してください)。
上記に当てはまるかどうか迷ったときは、足立区の「ごみ分別辞典」(区公式サイト内)でキーワード検索すると品目ごとに確認できます。
資源ごみと燃えないごみ、何が違うのか
よく迷うのが、びんや缶の扱いです。空き缶や飲み物のびんは燃えないごみではなく資源ごみ(資源回収)の対象になります。
同じ金属やガラスでも、「中身を飲み終えた容器」と「使いきった調理器具や割れた食器」とでは分類が変わる、という点が混乱しやすいところ。資源ごみは回収後にリサイクルされ、燃えないごみは資源化や埋め立て処理に向かいます。
令和8年4月からは区内全域でプラスチックの分別回収も始まっています。プラスチック製品は燃えないごみではなく、プラスチック資源として別の日に出すルールに変わりました。確認は区の最新カレンダーか公式サイトで行ってください。
粗大ごみになる境目はここで判断する
足立区では、一辺の長さが30cmを超えるものが粗大ごみの目安です。炊飯器やドライヤーのような小型家電は30cm以下なら燃えないごみで出せますが、大型の扇風機やストーブは粗大ごみになります。
わたしも以前、小型の電気ケトルを捨てようとして一度迷いました。メジャーで測ってみたら一辺が20cm台だったので、燃えないごみで問題なかったのですが、目視だけでは判断しにくいサイズのものがあるんですよね。
粗大ごみは事前申し込みが必要(電話またはネット)で、手数料券の購入が求められます。「燃えないごみの日に出しておけばいい」という認識で出してしまうと、収集されずにそのまま残ります。
割れ物と刃物は出す前に包む
割れた食器や刃物は、厚紙などで包んで「危険」と書いてから袋に入れるのが足立区のルールです。袋に直接入れてしまうと、収集作業中にけがが起きる可能性があります。
蛍光灯や電球もケースに入れるか、厚紙で包んで出します。素手で触れるのが怖いもの、割れているもの、刃が出ているものは必ず一手間かけてから出す。これだけ覚えておけば大丈夫です。

割れた茶わんは新聞紙でくるんで「危険」と書くだけで出せますよ
袋に入れる前に見ておきたい分別の流れ
不用品が出たとき、わたしが頭の中で確認する流れをまとめました。慣れると速くなります。
超えていれば粗大ごみ。超えていなければ次へ。
びん・缶・紙・プラスチックなどは資源の日が別にあります。
ガラス・陶磁器・金属・小型家電・一次電池などが対象です。
割れ物・刃物は厚紙などで包み、「危険」と表示してください。
小型家電と金属製品の扱いを確認する
小型家電は「一辺30cm以下」なら燃えないごみで出せます。炊飯器、アイロン、ドライヤーのような日用品が典型的な例。足立区では燃えないごみの回収後に品目ごとの資源化を進めており、小型家電リサイクル法に対応した処理が行われています。
ただし、携帯電話・スマートフォン本体は燃えないごみには出せません。キャリアを問わず最寄りの携帯ショップで無償回収されますので、そちらを利用してください。
燃えないごみに出せないものと別の回収先
先に確認しておきたいのは、「家電リサイクル法の対象品目」と「充電式電池(二次電池)」です。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目は家電リサイクル法の対象で、燃えないごみにも粗大ごみにも出せません。
- 家電4品目(エアコン・TV・冷蔵庫・洗濯機)
- パソコン本体(メーカー回収またはリネットジャパン)
- ボタン電池(メーカー等が自主回収)
- 充電式電池・リチウムイオン電池(リサイクル協力店)
- 消火器・ガスボンベ・タイヤ・ピアノ等
充電式電池(ニカド・ニッケル水素・リチウムイオン)は燃えないごみとして回収できません。電器店やスーパーなどの「JBRCリサイクル協力店」に持ち込みます。膨張・破損しているものは、区内の一部施設で別途受け付けているので、詳細は足立清掃事務所(03-3853-2141)に確認してください。
収集日は集積所の看板かカレンダーで確認
燃えないごみの収集は月2回です。第1・第3週か第2・第4週かは、地域(町丁目)によって異なります。
収集曜日は、ごみ集積所の看板に書かれているか、区公式サイトの「令和8年度 資源とごみの収集カレンダー」から町名を選んでPDFで確認できます。引っ越したばかりの方や、収集日をうっかり忘れてしまった方は、カレンダーページをスマートフォンのブックマークに入れておくと楽ですよ。
出す時間は収集日当日の朝8時まで。前日の夜や収集日以外に出すのはルール違反になるので注意が必要です。
足立区の公式情報の確認先
分別に迷ったときに使いやすいのは、足立区公式サイト内の「ごみ分別辞典」です。キーワードで品目を検索するだけで分別先が確認できます。
| 確認したい内容 | 確認先 |
|---|---|
| 燃えないごみの対象品目 | 足立区公式サイト「燃やさないごみの出し方」 |
| 収集曜日・カレンダー | 足立区公式「資源とごみの収集カレンダー」 |
| 品目別の分別検索 | 足立区「ごみ分別辞典」(区サイト内) |
| 粗大ごみの申し込み | 粗大ごみ受付センター 03-6747-5100 |
| 判断に迷う品目・相談 | 足立清掃事務所 03-3853-2141 |
制度や分別ルールは変更になることがあります。特に令和8年4月からプラスチック分別が始まったばかりなので、しばらくは公式情報をこまめに確認しておくと安心です。
よくある勘違いと失敗しやすい場面
意外と多いのが、スプレー缶やカセットボンベを燃えないごみの袋に混ぜてしまうケースです。これらは資源の日に別の袋で出すルールで、しかも必ず使い切ってから出す必要があります。清掃車の火災原因になるので、ライター同様に注意が必要です。
もう一つよく迷うのが「古い小型電化製品を燃えないごみで出せるか」という点。基本は出せますが、30cmを超えるものは粗大ごみになります。捨てる前にサイズを測る一手間が、後から収集されなかった、という事態を防いでくれます。
片付けの日に動きやすくなる一歩
今週末に片付けを予定しているなら、今日のうちに区の収集カレンダーを確認して、次の燃えないごみの収集日をメモしておくだけでも動きやすくなります。「この日までに出せばいい」とわかると、片付けのペースが決まるので気持ちが少し楽になる気がしています。
割れた食器や古い鍋など、迷って後回しにしていたものが一つ片づくと、意外と部屋の雰囲気も変わるんですよね。粗大ごみが出そうなら電話で申し込みを先に済ませておくと、当日スムーズです。
分別で迷ったら、区の分別辞典かお問い合わせコール(03-3880-0039)に一度聞いてみてくださいね。一つ確認できると、次からは迷わずに出せるようになります。













