返納そのものより、返納後の暮らしをどう回すかのほうが、正直ずっと頭に残りませんか。通院の足、買い物の足、それから身分証はどうするのか。手続きの話になる前に、そっちへ気持ちが向いてしまう。
地域情報メディア『あだちリンク』のエリア担当ライター、タカです。平日は電車と自転車で動くことが多く、足立区の駅前と住宅街を行き来しながら記事を書いています。免許返納の話は、義理の両親が暮らすこともあって、自分ごととして調べてきました。
この記事では、返納の窓口と必要書類、運転経歴証明書の申請、返納後の身分証と移動手段の順で整理しています。
返納を考えはじめる場面はどこか
「そろそろかもしれない」と感じる場面は、人によってさまざまです。本人が言い出すこともあれば、家族がきっかけになることも多い。
免許の有効期間が切れる前なら、いつでも自主返納できます。期限を過ぎて失効した場合は手続きが変わるため、有効期間中に動けるかどうかが一つの確認点です。
足立区内で手続きできる窓口
返納の手続きは、警察署か運転免許試験場で受け付けています。足立区内には警察署が四か所あり、自宅から近い場所を選べます。
- 千住警察署
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足立区千住一丁目38番1号
- 西新井警察署
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足立区西新井栄町2丁目8番15号
- 綾瀬警察署
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足立区谷中4丁目1番24号
- 竹の塚警察署
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足立区保木間1丁目16番4号
警察署の受付は平日の午前8時30分から午後4時30分までです。土曜・日曜・祝日は対応していません。仕事の都合がある方は平日の予定を早めに確保しておくと動きやすいです。
当日に持っていく書類と持ち物
本人が窓口へ行く場合に必要なものは、基本的に二点です。
- 有効な運転免許証(またはマイナ免許証)
- 申請用写真(経歴証明書も同日に申請する場合)
代理人が手続きする場合は委任状と代理人の身分証も必要です。詳細は警視庁の公式サイトで最新版を確認してください。
免許証の住所が現住所と違う場合は、住民票の写しなど現住所が確認できるものも求められます。引っ越し後そのままにしている方は、ここで一度立ち止まって確認しておくと当日に焦りません。
運転経歴証明書の申請先と費用の目安
返納と同時に運転経歴証明書の交付申請もできます。返納するだけなら写真は不要ですが、経歴証明書を希望するなら申請用写真1枚を持参します。
手数料は証明書の種類によって異なります。警察署で申請した場合、受取りまで2週間程度かかります(公式情報より)。費用や受取り方法は変わる場合があるため、窓口か警視庁のサイトで事前確認を。

写真は先に用意しておくと当日がスムーズです
返納後の身分証をどう考えるか
免許証がなくなると、銀行や各種手続きで身分証を求められる場面が増えます。運転経歴証明書は、公的な身分証明書として使えます。
マイナンバーカードがあれば身分証として使える場面も多い。手元にない方は、返納と前後してカードの取得を考える選択肢もあります。どちらが使いやすいかは、普段の生活圏によっても変わります。
バスと鉄道で足立区をどう動くか
足立区は電車の路線が複数通っており、北千住・綾瀬・西新井・竹ノ塚などの駅を起点に動ける範囲は広い。わたしも平日は電車と自転車で動くことが多いですが、住宅街に入ると自転車なしでは動きにくい場面はあります。
駅から離れたエリアには、コミュニティバス「はるかぜ」が全9路線走っています。東京都シルバーパスが使えるため、70歳以上の方は交通費の負担を抑えながら動ける仕組みがあります。
通院と買い物の移動を事前に確かめる
迷いやすいのが、かかりつけの病院が駅から遠い場合です。車で10分の病院が、バスと徒歩で30分かかることは珍しくない。返納後に初めて経路を調べると、思ったより手間がかかることがあります。
わたし自身、義理の両親の通院経路を一度確かめたことがあります。行き方が分かりにくいと後回しになるのが正直なところで、事前に一度だけでも経路を調べておくと、家族での話し合いもしやすくなります。
シルバーパスの申請と利用できる範囲
東京都シルバーパスは70歳以上の都民が対象で、都内の公共交通機関をお得に使えるパスです。足立区のコミュニティバス「はるかぜ」全路線でも利用できます(一部区間を除く)。
返納とシルバーパス申請は別の手続きです。申請先や条件の詳細は東京都シルバーパスの公式サイトか、足立区の担当窓口で確認してください。
家族で話すときに整理しておきたいこと
返納の話は、急かす方向では進みにくいものです。本人の意思が前提になる手続きなので、家族側が「どこで何をするか」を先に把握しておくと話が具体的になります。
窓口の場所、持ち物、返納後の移動手段。この三点だけ先に整理しておくと、話し合いの入口として使いやすい。急いで結論を出す必要はなく、情報だけ手元に置いておく段階でも十分です。
手続き前に一度確かめたい流れ
返納から経歴証明書の受取りまでの流れを、ざっと見ておくと当日が動きやすくなります。
現住所と免許証の住所が一致しているか確認します。
経歴証明書も申請する場合は、縦3cm×横2.4cmの写真1枚が必要です。
警察署の受付は平日のみです。時間は午前8時30分から午後4時30分まで。
警察署申請の場合は2週間程度かかります。郵送希望なら事前にレターパックの準備が必要です。
各ステップの条件や書類は変わることがあるため、訪問前に警視庁の公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
よくある見落としと注意したい場面
見落としやすいのが、返納と経歴証明書の申請がセットでないという点です。返納だけして経歴証明書を申請しなかった場合、後から申請することもできますが、返納から5年以内という期限があります。
もう一点、警察署での手続きは土日対応なし。平日しか動けない方は、受付時間内に行けるかどうかを先に確認しておくのが確実です。「行こうと思ったら休みだった」は、わたしの周りでも何度か聞いた話なんですよね。
制度や支援の確認先をまとめておく
制度の詳細や特典の有無は変わることがあるため、直接確認できる窓口を把握しておくと動きやすい。
- 返納手続きの詳細
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警視庁公式サイト(自主返納のページ)で最新情報を確認
- シルバーパスの申請
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東京都シルバーパス公式サイト、または足立区の担当窓口
- はるかぜのルート確認
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足立区公式サイト(コミュニティバスはるかぜのページ)
- 特典の確認
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警視庁「高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業・団体の特典一覧」
足立区コールあだち(03-3880-0039)でも、区内の手続き窓口や案内先を教えてもらえます。
今週末、一つだけ調べてみてください
急いで返納する必要はないけれど、一点だけ手元に置いておくとしたら、「最寄りの警察署への行き方」だと思っています。場所と行き方が分かると、話し合いの場でも具体的に動きやすくなります。
わたしも義理の両親の話が出たとき、最初に地図で窓口の場所を確かめました。それだけで、「いつ行けるか」という話に自然につながった気がしています。
今週末、千住・西新井・綾瀬・竹の塚のうち一番近い警察署の場所だけメモしておいてみてください。そこから話が動き出すことも多いので、まずそれだけでも十分だと思いますよ。













